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ソラリスの時間

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「愛のアランフェス」 槇村さとる〜昭和の少女マンガレビューその8

こんにちは、マナサビイです。

本日も、私が持っている昭和の少女マンガの記録におつきあいくださいませ。
このところ少女マンガのご紹介が続いてご興味のない方には恐縮なのですが、身体の調子もほぼ通常モードに戻ったかと思いますので、近々よりまた色々なネタで書いていきますよ

さて本日ご紹介するのは、一条ゆかり氏・田渕由美子氏と並んでこの何十年来、私の中で大好きな少女漫画家さんベスト3に君臨し続ける槇村さとる先生の代表作の一つ、「愛のアランフェス」です!



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愛のアランフェス / 槇村さとる (全7巻)

○ 別冊マーガレット 1978〜1980年(1978年1〜6月号、1979年1〜7月号、1980年1〜9月号)連載

○同時収録作品
・時計台通り(第7巻のみ)(1979年 別冊マーガレット掲載 )

○単行本発行年
集英社マーガレットコミックス 1979年(第1刷)〜1980年(第1刷)


私が所有の単行本は、第1巻は1979年第1刷ですが、最終巻の第7巻が1983年発行の第11刷・・ などとバラツキがあります。後にも書きますが、大学生の時に古本で購入したものなので。


○ あらすじ

森山亜季実(あきみ)はフィギュアスケートの国内試合に飛び入りで参加、当時女子ではまだ誰も成功していなかったトリプルアクセルを軽々と成功させ、関係者や観衆は突然の天才少女の出現に驚愕する。その才能を買われ、正式にフィギュア選手としての道のりを歩み始める亜季実だったが・・。

恋を知り、悲しみや挫折を乗り越えて成長しながら、パートナー・黒川と共に世界の頂点へとのぼり詰めていく亜季実の姿を描く感動の長編ロマン



1207-102愛のアランフェス2


『アランフェス協奏曲ーー 
スペインの盲目の作曲家ロドリーゴが19世紀のアランフェス地方によせたこの曲の世界を 
氷上に描き出すことがわたしの夢だった』


この印象的なモノローグと、主人公の亜季実が氷上で1人静かに舞っているシーンで始まる「愛のアランフェス」

今私が持っている「愛のアランフェス」は、大学生の時に生協で行われていた古本市で買ったものですが、最初にこのマンガを読んだのは小学生の時でした。
習字の塾に早く着きすぎ、待ち時間に棚に置いてあったマーガレットを読んだのですが、たまたまそれに載っていたのがこのマンガの連載初回。 
そこにこのモノローグの一文とカラーの冒頭絵が載っていて、その後に続くストーリーも引き込まれるように読んだのを覚えています。

なのでそれから10年近く後に、大学の古本市で売り出されていた単行本のセットを見つけた時には懐かしく、また嬉しかったなあ。(しかも値段が1000円ちょっとだったかな。7巻セットだったのですが、今から思うと安価)
習字教室で1話しか読んだことがなかった作品にも関わらず、「愛のアランフェス」というタイトルまでしっかり記憶していましたしね。


浅田真央ちゃんが出始めたぐらいからかな、日本でもフィギュアスケートが大人気の種目になりましたが、私はこのマンガがきっかけで、30年以上前から既にフィギュアファンに。
しかもシングルよりも、この作品の主人公が取り組んでいた種目であるペアやアイスダンスの方が当時から好きで、それは今も変わりません。
(でも、ペアやアイスダンスって日本勢が強くないから、放送が省かれることが多いんですよね〜 前はもっと、全種目が公平に放送されていた気がするのですが。)


ラスト、国際大会での亜季実と黒川の演技シーンは今読んでも圧巻で感動的 !
最初に読んだときは鳥肌が立ったほどで、いまだにこのラストシーンだけを読み返すこともあるぐらい大好きなシーンです。
感動的なフィナーレもそれまでの読者を惹きつけて離さないドラマチックな展開があってこそのもので、この作品がきっかけでフィギュアのみならず、ストーリーテラーとしての槇村さとる先生の大ファンにもなりました 。

またいずれご紹介しますが、槇村さとる先生はその後「ダンシング・ゼネレーション」「N・Yバード」といったダンスを題材にした代表作も手掛けておられ、この種の舞踊系作品、またそれを通しての女の子の成長物語を描かせたら槇村先生の右に出る者はいない、と私は勝手に思っています。


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〈この作品の感想orおすすめポイントをひと言で〉

⭐ 槇村先生の描く絵の美しさが、フィギュアスケートという題材にベストマッチ。
(単行本のカバー絵よりも、実際の絵はもっと美しいです。大和和紀先生同様、特に男性のビジュアルがカッコ良くて素晴らしい

⭐ スケールの大きな夢に向かって進んでいくスポ根的な物語性と、少女マンガらしい恋愛含みのセンチメンタルかつ繊細な感性とが絶妙のバランスでブレンドされた作品。このバランスは、1970年代前半までのスポ根少女マンガでは見られなかったもの。
そして、これはその後の「ダンシング・ゼネレーション」「N・Yバード」で完成の域に。

⭐「アランフェス協奏曲」は実際に存在する曲で、昔からフィギュアの演技曲として時々採用されている。
試合でこの曲が流れるたびに、私はこの作品のことを思い出します。




それでは、今日はこのあたりでごきげんよう~🔔


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[ 2019/07/11 14:37 ] ●昭和の少女マンガ | TB(0) | CM(6)
Re: タイトルなし
りす子さん、そうですか。寂しいですね。
りす子さんのブログのリンクは削除しないで置いたままにしておきますので、是非また再開をされることがありましたらお知らせください!
前にも書いた気がしますが、ブログのわりと初期の頃からお付き合いのある方が他のSNSに行ってしまった方も多くて寂しいんですよ。

> またご縁がありましたら
> よろしくお願いします^^*e-420

こちらこそです!! 気長〜〜にいつか復活してくださる日をお待ちしておりますのでネe-51
[ 2019/07/25 17:51 ] [ 編集 ]
私事ではありますが、ブログを終わりにしましたので
マナサビイさんにはご挨拶をと思いコメントさせていただきました
e-53
やめたりお休みしたりのブログにいつもお付き合いしてくださり
ありがとうございましたe-68e-266
またご縁がありましたら
よろしくお願いします^^*e-420

[ 2019/07/24 23:26 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
madameゆかさん、コメントありがとうございます!
今までも訪問者の足あとの方から時々ブログを拝見しておりました。コメント頂けてうれしいです😁

> わたしもこの漫画読みましたぁ~~
> ほぼ内容は記憶にありませんが(;^_^A

昔読んだマンガって当時は愛読してたはずなのに、内容を忘れてしまいますよね😅 私の場合はそれが有吉京子先生の「SWAN」。かなりハマってたのに何故か詳細が全く思い出せないので、是非近々入手して読み直さねばと。

愛のアランフェスは、今読んでも全然面白いですよ!
チャンスがあれば、どこかでまた読んでいただきたい♥

岡山、私は県北の方の出身なんですが、大阪に来てからの方がもう随分長いのに、いまだに「帰る」って言ってしまうんですよ。もう実家もないのにね~。


[ 2019/07/13 12:30 ] [ 編集 ]
初めてコメントさせていただきます(*^-^*)
わたしは昭和39年広島生まれ。。。プロフィールをみて親近感♪

わたしもこの漫画読みましたぁ~~
ほぼ内容は記憶にありませんが(;^_^A
[ 2019/07/12 18:32 ] [ 編集 ]
Re: なし
カーテン21 カーテン 通販さん、コメントありがとうございます。

「愛のアランフェス」ご存知でしたか。 面白いですよね〜! 
これもそうですが、槇村さんの作品はストーリーがいいんですよ〜^^

読んだことがある方がいらっっしゃって嬉しいです。
[ 2019/07/11 17:26 ] [ 編集 ]
なし
昔読んだことがあります、思ったより面白かった
[ 2019/07/11 14:59 ] [ 編集 ]
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プロフィール

MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
前身のブログを始めた2007年より12年、一貫して昭和のカルチャーやプロダクト、個人的な想い出などのテーマで書き続けています。
ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「小々石 曲允子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

旅先でのトイカメラなどによるフィルム写真の撮影、神社仏閣(パワースポット)巡り、ムー的なトピック、野球観戦、2時間サスペンスの再放送を見ることなども好き。

記事の無断転載を禁止します。
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