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ソラリスの時間

昭和(1960-80年代)の懐かしいモノ、ヘンなモノ満載!!! 脱力系 or ココロトキめくノスタルジックワールドへご案内〜!
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あぁ、忙し忙し?!〜 昭和な近況

周囲の状況や政策から見ても十分予想していたことですが、コロナは秋冬を待たずして再拡大中、第2波へ。
相変わらず仕事も思うようにいかない中ですが、・・・あぁ、忙し忙し!!






あの三浦春馬さんの突然の訃報が報道された日にテレビで放送された、映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」

私はドラマの「コンフィデンスマンJP 」もそれまで一度も見たことがなかったんですが、この日、「ロマンス編」を見てこのドラマのファンになってしまった
で、その勢いでスペシャルドラマとして放送された「運勢編」のDVDも先日見て、先週末から絶賛公開されている「プリンセス編」も劇場に観に行けたら行きたいな〜 と思っているところです。(もし見るなら、人が少ない平日の一番早い上映時間に、おそらく最も人気のない最前列近くの座席で見ようと思ってます )

考えてみれば、私は昔から「コンゲーム」ものが好きなんですワ
小学生の時には水曜ロードショーで観た映画「スティング」に魅了され、それにそもそも大好きな「ルパンシリーズ」にも当然コンゲーム的な要素がふんだんに盛り込まれてますし、この手の作品の痛快さは何とも言えない!!

三浦春馬さんに関しては、以前NHKの大河「おんな城主直虎」に出演されていたのを観た時に、今の若手俳優さんには珍しいタイプの「腹の底から」感が伝わってくる、オードソックスで重厚感を感じさせる演技力に驚きました。
それ以来、現在の若手の俳優さんの中ではナンバーワン実力派俳優と勝手に注目していただけに、訃報を知った時は本当にショックでした。

(ちなみに、今年の冬、お昼間に放送されていた2時間サスペンスを観ていた時に、子役時代の三浦春馬さんが出演しているのを偶然発見しました。その時私が見た2時間サスペンスは、「監察医・室生亜季子30 震える顔」です。(私は2時間サスペンスの視聴も好きで、これについての過去記事もあります))
子役の男の子の顔を見た瞬間、「これもしかして三浦春馬?!」とすぐにわかったぐらい面差しが昔から変わっておらず、演技力も高かった。 この人、子役の時から演技が上手かったんだと驚いていたのに・・・)

ロマンス編でのジェシー役は、私から見ると三浦さんにしてはちょっと意外性がある役どころに思えたけど、こんな情けない2枚目半的な役柄も似合うんだ〜と  プリンセス編でどんな形でストーリーに絡んでおられるんだろうなと。 
・・・ああやっぱり、来月末ぐらいまでに平日の朝イチ、狙っていかないと!!





かれこれ、3、4ヶ月ぐらいずーーっと気になってるこの昔の特撮ドラマ、


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「快獣ブースカ」も、もうそろそろ見ないとネ〜!

「快獣ブースカ」は、1966(昭和41)〜67(昭和42)年に放送された円谷プロ制作の特撮ドラマ

以前ブログで感想を書いた「ウルトラQ」(1966(昭和41)年放送)とほぼ同時期に放送されたドラマです。全く雰囲気を異にする特撮作品が、同じ円谷プロで同時期に制作されていたんですね。
しかもこの66〜67年というのは、初代「ウルトラマン」も放送されていた時期で、当時の特撮現場の勢いと躍動はどんなものだったのだろう、とそこを想像するだけでも、昭和の空気感に酔いしれてしまいそうです

「ブースカ」は私が子供の頃に再放送がほとんどされておらず、そのため「ウルトラQ」同様今まで一度も見たことがなかった作品なのですが、ホノボノ系特撮なので、当時の街の様子など昭和の香りを心ゆくまで堪能するにはもってこいの作品ではないかと期待しております





ああ、でも、でも・・・!
それまで特に興味がなかったのに、ここに来て急に気になり出し、ついに読み始めてしまった昭和の有名少女マンガがあるんですよ・・

その有名作品とは・・



987-68昭和な近況5



ハイ、「王家の紋章」です


子供の頃、「りぼん」「なかよし」「マーガレット」あたりは読む機会が多かったのですが、特に「プリンセス」や「花とゆめ」に関しては自分で買ったことがなくたまにしか読むことがありませんでした。 周りの友達も同じような感じでしたね。
(でも、なぜかプリンセスに連載されていた「悪魔の花嫁」あたりは印象に残ってる

そんなこともあって「王家の紋章」は昔から名前は聞き及んでいたにも関わらず、ご縁がなかった作品なのですが、とあるきっかけで最近になって妙に気になり始め、今更ながら一度読んでみたいと思うようになったというわけです。


「王家の紋章」は60数巻出ているということもあり(しかもまだ完結していない)、収納のことも考えて、不本意ながらも「電子書籍デビュー」となってしまいました。

スマホは画面が小さすぎるので自宅のPCで読んでいるのですが・・・やはり紙の本よりも数段目が疲れますね
先ほども書いたように収納スペースの問題があるので、単行本で揃えるのは二の足を踏んでしまうのですが・・・どうしようかな
何れにせよ、またブログで感想をUPすることがあるかもしれませんが、その時にはお付き合いしてやってくださいマセ!!

それにしても、「王家の紋章」ってタイムスリップものだったんですね〜! といってもSF的な匂いは皆無ですが。
時々何かのきっかけで現代の世界に戻ってきて、そしてまたエジプト文明の時代に引き戻されていくというのが延々続くのかな。
もう10年以上前になるでしょうか、京都のマンガ図書館で「天は赤い河のほとり」を全巻読破したことがあるのですが、少し似た感じなのかな? 
まだ2巻までしか読んでいませんが、これから本格的に面白くなってきそうな感じですネ!



そうそう、紙の本というと・・・


987-68昭和な近況4


2、3週間ほど前だったでしょうか、大阪梅田の大型書店の1Fの特設コーナーで目に飛び込んできた、原田マハさん作「キネマの神様」の文庫本。

売れ行きが良いのか、妙に冊数が少なくなってて隙間が空いてる陳列棚があるなあと思って近寄ってみたら、この志村けんさんの顔写真の帯が
そのせいで売れてるのかどうかはわかりませんが・・・いや、多分にそれもありますよね

この文庫版の奥付けを見ると「2020年2月25日 第32刷」とあり、まだ志村けんさんがお元気だった頃に増刷されたものですので、当然のことながら志村けんさん主演作ということでこんな帯がついているのですね。


「キネマの神様」は志村けんさんがご存命の時から、映画が完成したら観に行ってみたいと思っていた作品だったこともありますが、この帯がついていたということもあり、自分にとっての永久保存版の気持ちで1冊買いました。

しかしこれはまだ、積読状態。
現在、ジュリーが代役で撮影が進んでいる映画を先に見た方が良いか、原作を先に読むべきか迷った末にまだ手をつけずにいるという感じです。





そして、ジャジャーーン!!  極め付けは・・・


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一昨年レンタルDVDで見て、そのレトロな香しさにすっかり虜になってしまった「好き!すき!!
魔女先生」
のDVDをついに購入しました〜
(その時に書いたブログ記事は、コチラ

ネットで色々なお店の価格を見たら、一昨年昨年あたりに販売されていた時の価格より新品でもかなり安くなっていたので、今こそ買おうと^^

付属のブックレットの中身に目を通していたら、途中から「アンドロ仮面」に月先生が変身して悪者と戦う仕様に急にテレビ局に相談もなしに変更したこと、またそれに対して当時の朝日放送の部長さんから「ハートウォーミングな良いドラマを何で勝手に変えたんだ!」とお叱りを受けたという、元東映のプロデューサーさんの談が載っていて、「自分と同じように考えている方が、関係者の中にもおられたんだ〜」と、大いに共感しました。

以前のブログにも書きましたが、このドラマって、月先生がアンドロ仮面に変身するようになる前のストーリーの方が内容が良かったんですよね〜。 
戦闘もの好きな男子諸君はまた違った角度から堪能できたのかも知れないのですが、悪との戦い、戦闘シーンがメインになってから、内容が幼稚になってしまった気がして。

ブックレットには撮影現場に原作者の石ノ森章太郎先生が訪れた時の写真も小さくですが載っていたり、主演の菊容子さんや森本レオさんなどの出演者がロケの合間に焚き火にあたっていた時の写真なども載っていたりして、現場の雰囲気を想像させる一コマも^^  
こういうのが見られるのはやっぱり、DVD購入者だけのお楽しみですネ


987-68昭和な近況ー魔女先生1



大好きなオープニングの映像と主題歌も、久々に心ゆくまで堪能しましたよ〜!!
以前、youtubeに上がっていたOP映像がだいぶ前からすっかり削除されてしまっているので、今あのレトロで牧歌的で香しい映像を見るにはDVDで見るしかないんです。

このDVDはつい先日届いたばかりですが、もう6話ぐらいまで見てしまいました。
そしてその度に、OPとEDも早送りすることなくそのまま視聴しています(笑)




当時自分が出会えなかった昭和作品の掘り起こしなど、今日挙げたような「タスク」をこなしていくだけでも、おこもり時間は十二分にまだまだ楽しめそうですね。

収まる気配のないコロナ禍にあって、諸々に対する呆れや不満、不安は山ほどありますが、こういう時こそ昭和文化は癒しの真価を発揮してくれます。 少なくとも、私自身はかなり救われています。

ここに挙げてない音楽関連のものも含めて、結果的にひたすら閉じてインプットに専念してしまっていた春からのこの期間でしたが、来月ぐらいからはアウトプットをさすがにもう少し増やしていこうかなと思っておりますヨ




追記:「コンフィデンスマンJP」以外にも最近ドラマが面白くて、少し前は「やまとなでしこ」のスペシャル版再放送も見ましたし、「半沢直樹」も7年前同様毎週見ています。
そしてもう一つ密かに気になっているのが、SF小説。 現在世界的に高評価と人気を獲得している「三体」です。

SF小説は特に、いくら世間の評価が高い作品でも自分にとって読みやすいor読みにくい 合うor合わないがはっきりと分かれる気がするのですが、ネタバレにならない程度にレビューを拝見している限り、これは自分向きかも、と
「ブースカ」と「王家の紋章」に目処がついたら、足を踏み入れてみようかな。日本での刊行はまだ途中巻までのようですが。

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過去に読んだ少女マンガの中でベスト3に入るぐらい好き!「ダンシング・ゼネレーション」 「N・Yバード」槇村さとる〜昭和の少女マンガレビューその12

こんにちは〜♪
ジャジャン、今日は、今年になってまだ一度も書いていなかった「昭和の少女マンガレビュー」を久しぶりに復活〜♪
お姉さんや妹さんの影響もあってか、昔少女マンガを読まれていたという男性の方も殊の外多いようで、密かにこのレビューを楽しみにしてくださっている方もおられますので、そんな数少ない(?)このコーナーのファンの方のためにも細々と存続させていこうかと思っております^^


さて本日ご紹介するのは、満を持してと言いますか私が若い頃に惚れ込みまくった作品、槇村さとる先生の昭和期の代表作、「ダンシング・ゼネレーション」 と「N・Yバード」です!

後でも書きまくると思いますが、今この歳になっても夢中になって読み進めてしまうぐらい大好きな作品です!!
「N・Yバード」は「ダンシング・ゼネレーション」 の続編で、ストーリーが完全に繋がっているため、今回は同時に扱います。



987-69槇村さとるダンシング1


ダンシング・ゼネレーション / 槇村さとる(全4巻)

○ 別冊マーガレット 1981〜1982年連載

○単行本発行年
集英社マーガレットコミックス 1982年(第1刷)




987-69槇村さとるNYバード1 987-69槇村さとるNYバード2


N・Yバード / 槇村さとる(全3巻)

○ 別冊マーガレット 1982〜1983年連載

○単行本発行年
集英社マーガレットコミックス 1983〜1984年(第1刷)


(「ダンシング〜」に関しては、私が所有の単行本は、第1巻のみ1982年の第1刷、あとは第2巻が1985年発行の第17刷、第3巻が1989年発行第22刷・・ などバラツキがあります。
「N・Yバード」は、手持ちの単行本は全て第1刷のものばかり。どちらも大学生の時に古本屋または書店でまとめて買ったものだったかと思います)




○ あらすじ

かつてクラシックバレエを習っていた女子高生の萩原愛子。親友のまゆみが挑戦するダンス・オーディションに付き添いで出向き、そこで審査を務めていたジャズダンスの世界的スター神崎崇史に才能を見い出される。
オーディションは皆不合格となったが、神崎の思惑で、まゆみやオーディション会場で出会った羽佐間慎、椎名緋紗子らと共に「エキサイティング」というダンスチームが結成され、ダンスの世界への本格的な第一歩を歩み始めることになった愛子・・・。

一流ダンサーを目指し奮闘する若者たちの愛と成長、苦悩が描かれた青春群像ロマン!




987-69槇村さとるダンシング2


以前、槇村先生の「愛のアランフェス」という作品について

「スケールの大きな夢に向かって進んでいくスポ根的な物語性と、少女マンガらしい恋愛含みのセンチメンタルかつ繊細な感性とが絶妙のバランスでブレンドされた作品。このバランスは、1970年代前半までのスポ根少女マンガでは見られなかったもの。
そして、これはその後の「ダンシング・ゼネレーション」「N・Yバード」で完成の域に。」

と書きましたが、この作品が素晴らしいのはまさにこのビッグスケールの夢実現ストーリーと甘くて切ない恋愛シーンとの絶妙のベストバランスにあると思います。
そしてこれは、紛れもなく、槇村先生の天下一品の「センスの良さ」がそうさせているのではないかと。

センスの良さとはどういうことかと言うと、例えば、昭和の少女マンガでは、特にこうしたスポーツや芸術分野を中心にした自己実現系ストーリーでは、何かと大げさな感情表現シーンが目立つのですが(ショックや絶望で顔面蒼白、白目をむいたり、難題克服やライバルへの恐怖心でガクブルになったりする)、この作品では読者の方が引き気味になってしまうぐらいの大仰な表現はどちらかというと控えめでスマートな印象。 
代わりに、主人公が落ち込んでいる中、周囲の人々からの温かい気遣いや示唆に富んだ言葉をかけられることによる小さな「泣き笑い」シーンが作中に何度か登場し、エキセントリックな感情シーンの多用以上に読み手の心に余韻を残します。

個人的な見解ですが、この手の「泣き笑い」の場面が光る作品というのはまずハズレがない気がしますね。
少女マンガではありませんが、わかりやすいところでいうと「ルパン三世カリオストロの城」などもまさにそうですよね。塔に幽閉されて絶望しているクラリスの元へ忍び込んできたルパンが手品をしてみせて、クラリスに束の間の笑顔が戻るシーン。ラストのルパンとクラリスとの別れのシーンも、アニメ史に残る泣き笑いシーンかと。


また、センスの良さと言うポイントで言うと、物語の舞台が日本からニューヨークに移る続編の「N・Yバード」はより秀逸で、主人公のショービズ界の片隅や底辺で生きる人々との交わり、ウィットやペーソスに富んだやりとりの雰囲気が素晴らしい。

ニューヨークという街に似合う、またいかにもそこで繰り広げられていそうな(実際は違うだろうけど、そう錯覚させてくれる)会話や日常の暮らし、感覚みたいなものを少女マンガの中でここまでうまく表現できる人ってそう多くはないんじゃないかな?と。
こういうのは明らかにキャラクター設定やストーリー運びが上手いという範疇ではなく(大前提としてそこが大変素晴らしいというのはありますが)、槇村先生の表現センスが並外れて優れているからこそ醸し出せている物語の世界観・ムードなのではないかと思います。
映画や舞台に出てきそうな、ロマンチックで少し切ない「大人の童話」的なトーンが全体に漂っているんですよね。

それに加えて、日本の王道少女マンガの肝とも言える恋愛における「甘美で胸キュン」な少女的感性も中心にしっかり存在しているのだから良い意味でタチが悪い(笑)
物語に惹き込まれてしまうはずだワ。


今までに読んだ槇村先生の作品の中で、また数ある舞踊、スポーツ、芸術などの自己実現系マンガ作品の中で、迷うことなく私の中のベスト作品です!



987-69槇村さとるNYバード3


〈この作品の感想orおすすめポイントをひと言で〉

⭐ フィギュアスケートの世界を舞台にした槇村先生の70年代の作品「愛のアランフェス」も傑作だが、そこから一段と洗練されハイセンスになっている感じ。
槇村先生の作品には、絵にもちょっとしたセリフなどのディテールにも一条ゆかり先生ともまた異質の独特の「垢抜け感」があり(一条先生はまた別格なのですが)、それが今でも違和感なく読めてしまう大きな一つの要因。 本文中にも書いたようにやはりセンスが秀逸。 同種の作品と読み比べてみるとその垢抜け感、センスの差はよくわかります。

⭐「N・Yバード」では特に、愛子を巡っての慎と神崎との想いが炸裂! 後半の恋愛模様、恋愛シーンの描写が狂おしく切なくて必見です



それでは、今日はこのあたりで~🔔
[ 2020/07/10 09:16 ] ●昭和の少女マンガ | TB(0) | CM(0)

70-80年代のアーティスト別マイベスト5曲(4)~ 中島みゆき

こんにちは!
また今回も、ブログご無沙汰しておりました。
正直なことを言いますと・・昭和の頃の作品を見たり聴いたりといったインプットは相変わらずやっているんですが、アウトプットしたい気持ちにならないんですよ、最近。
ずっとブログをやっていると、こういう期間が今までにも何度もありましたので、ああまた来たかといった感じで捉えていますが・・。
あ、今は「未来少年コナン」の地上波の再放送も楽しみに見ていますよ


さて、私は相も変わらず、家にいる時間に様々な音楽動画を見まくっています。
そこで、2年ぶりに復活させることにしたのがこの企画『70-80年代のアーティスト別マイベスト5曲』
今回は昭和からお馴染みの中島みゆきさんのマイベスト5曲をピックアップしたいと思います!

中島みゆきさんのお気に入りの曲に関してはこれまでも過去記事の中で何曲か挙げていましたが、最近音楽を聴きまくっている中で私の中のランキングに変化が
ほんの少し前まではそれほどでもなかったのに、今現在聴くといいなあと思える曲が何曲かベスト5入りしましたよ。




● ホームにて (1977) 作詞・作曲 中島みゆき





私が中島みゆきさんというアーティストの存在を初めて知ったのは、当時「ザ・ベストテン」にランクインしていた名曲「わかれうた」を知った時でした。
「ホームにて」はその「わかれうた」のシングルのB面にカップリングされていた曲だったのですが、この曲の素晴らしさに気づいたのは、なんと昨今のステイホーム期間! 幾ら何でも遅すぎる・・(苦笑)
でも、多分若い頃はこの曲に込められた心情を解すことができなくて、むしろ少し退屈ぐらいな曲に感じていたかも知れないなぁ。 

みゆきさんの公式Youtubeチャンネルには残念ながらこの曲が入っておらず、様々な方のカバーバージョンの中から私が一番良いなあと思ったのがこの高畑充希さんが歌っていたバージョンでした。

みゆきさんご自身も、昔コンサートや番組収録でこの曲を歌いながら涙されていたことがあったそうですが、遅まきながら私にとっても今では酒を片手にホロリとしつつ聴き込む代表曲となっています。
いかにも昭和な、ノスタルジー誘う駅の風景・光景描写がたまりません。



● 世情 (1978) 作詞・作曲 中島みゆき





以前、勝手に選出した紅白曲の記事の中で、私は中島みゆきさんには「夜曲」を歌ってほしい!と猛烈プッシュしましたが、寄せていただいたコメントではこの「世情」を推す方もおられましたネ。

やはり、金八先生第2シリーズのあのクライマックスとも言える場面で流れてくるこの曲の印象は非常に強いものがありました。 
この曲がBGMとして流れ始め、突入した警察によって加藤らが学校から連行されていく怒涛のような場面がスローモーションと化し、そこで一気に怒りとやるせない気持ちが盛り上がり、涙された方も多かったのではないでしょうか。

切なさ全開のサビのメロディーも良いのですが、「世の中はいつも変わっているから 頑固者だけが悲しい思いをする 変わらないものを何かにたとえて その度崩れちゃ そいつのせいにする」・・歌詞が好き。
この曲、ドラマを見ていた当時よりも、今の方が私は胸に沁みます。
だから、みゆきさん本人の歌唱でない、いろいろな方のカバーでもここしばらく何度も聴いています。
ということは、歳は食ってしまったけれど、もしかすると今見たら当時以上にあのシーンに涙してしまうということもありうるのかな。松浦役を演じていたヒロくんももうとっくにこの世にいないですしね。



● わかれうた (1977) 作詞・作曲 中島みゆき





「ホームにて」のところでも言ったように、私が最初にこの曲を知ったのは「ザ・ベストテン」。 ベストテンのまだ初期の頃だったと思います。

しかし、当時はいわゆるニューミュージック系やロック系のアーティストの方々はテレビ出演に懐疑的なスタンスを取っておられることが多く、みゆきさんもそのお一人でした。番組内でランキングの発表時に曲の一部が流れたりはしていましたが、スタジオなどで生で歌われる姿を見ることは結局一度もありませんでした。

最初にどこでこの曲をフルで耳にしたのか?ということは思い出せないのですが、私の記憶にあるのは、小学4年だった当時、同級生で仲の良かった女の子がこの曲のレコードだったかそのレコードをダビングしたカセットだったかを持っていて、それを一緒に彼女のお家でハマって聴いていたということ。
「この曲ええなあ〜〜みたいなことを二人で言いながら、聴いていた記憶があります。

小4でこの曲にハマったと言うと「なんてオトナっぽいマセた小学生だったんだ?!」と思われることもあるのですが、歌詞の深い意味などはわからずとも、何かを聴き分け嗅ぎ分けていたのかも知れない。
当時は、ニューミュージック、ポップス、ロックなど音楽のジャンル問わず、大人の哀愁を歌い上げた名曲にあふれていて、またそれを子供達も耳にする機会が多かった時代だったので、私たちのような小学生は全国に少なからずいたのではないかと思います。

一緒に「わかれうた」に聴き入っていた女の子は元々尼崎からやってきた転校生だったのですが、5年生になってからまた関西に転校していってしまいました。
以前、その子と(ひらがなで見ると)同姓同名の議員のポスターが貼られているのを見たことがあって、年齢的に近そうな容貌だったこともあり一瞬「まさか」と思ったのですが、調べてみるとやっぱり全くの別人で、「そうだよな。あの子は感受性が強くて優しいいい子だったから、お偉い議員になるようなタイプの人間じゃないよね」と少しホッとしました(笑)

今頃元気に幸せにしているだろうか。誰かさんみたいにお別れの多い人生を歩んでないといいけど、などと思いながら今でも折に触れこの女の子のことは思い出します。いつか生きてるうちに会いたいなぁ。謝りたいこともあるから。 



● ヘッドライト・テールライト (2000) 作詞・作曲 中島みゆき





2000〜2005年に放送されたNHK「プロジェクトX」のエンディングテーマとなった曲。
オープニングの「地上の星」の方がメジャーな存在ですが、私は断然こちらの曲の方が好きです。

♪・・・紛れ散らばる星の名は 忘れられても・・・
「地上の星」よりもこちらの曲の方が、無数の星が散らばる空のイメージが湧くんですよ。
名も無き人々が残した足跡、生きた証みたいなものが、その人がいなくなり忘れ去られても世の片隅で人知れず永遠に輝き続ける、そんなイメージが浮かび上がります。
小さくて儚いのに力強い、そんな人々の生き様や命への愛しさに溢れた名曲。

今まで中島みゆきさんの曲の中でいくつか好きな曲を挙げる時、「あした」という曲を「わかれうた」などと同様必ず挙げていたのですが、今はこの曲や「ホームにて」の方が心に響きます。
「プロジェクトX」、私は数回ぐらいしか見たことない気がする。やらせ疑惑が起きて放送終了になった経緯がありましたが、こういう時でもあるし、疑惑がない回のものに関してはもう一度地上波で再放送してもいいのにネ



● 夜曲 (1981) 作詞・作曲 中島みゆき





1981(昭和56)年発売のアルバム「臨月」のラストに収録されている「夜曲」。
若い頃から一貫して、みゆきさんの曲の中での私のベスト曲で、コロナが来てもそれは変わらなかった(笑)

文学的な詩とともにリアルな女性の心情を謳い上げることが多いみゆきさんの曲の中にあって、この曲は珍しくどこかロマンチックでファンタジックなムードが感じられる曲。
♪街に流れる歌を聴いたら気づいて  私の声に気づいて・・・

この翌年にリリースされる「寒水魚」というアルバムに「歌姫」という曲もあって、この曲もまた歌い手である自身の姿を投影させたかのような曲なのですが、私はやっぱり「夜曲」の方に哀しみを感じてしまいます。
「夜曲」の方が、一見ふんわりとした優しい曲なのですが、だからこそ歌い手の女性の孤独な人生とそこはかとない哀しみが伝わってくる気がするのです。



987-70中島みゆき2-1 987-70中島みゆき1

↑以前、我が家にまだ残っているカセットテープを少しずつ紹介していこうと思いながらも面倒になって挫折してしまったのですが、
今日みたいにマイベスト5を紹介する記事の中でついでに、そのアーティストさん関連の手持ちのカセットをお披露目していけたらと思います

左のダビングテープは、何からダビングしたものか覚えていません。「夜曲」「世情」「あした」あたりの曲が抜けているので、当時のマイベスト曲を編集して入れたものというわけではなさそう。自分のレーベルの字からしておそらく90年代になってから作ったもののような気もしますが・・。自分でもわかりません

右は、昔購入したカセット。曲目的にも、みゆきさんの本当に初期の曲ばかりでかなり古いですよね。
でもこれも自分で買った記憶はなんとなくあるのですが、いつ頃どこで買ったのか記憶にありません。もしかすると、これも90年代にツタヤや中古レコード店あたりでワゴンで安売りで売られてたのを買ったのかな?とも思います。

一つ残念なのは、「夜曲」が収録されている「臨月」をダビングしたカセットも間違いなくあったはずなのですが(カセットレーベルに書いた自分の80年代当時の汚い字も記憶にある)、探しても見つからなかったこと
レーベルの内側ももう少し丁寧に見ていったらあるのかな、どこかに・・。 上書きして消していることは、まずありえないと思うので。



というわけで、今回は、中島みゆきさんのマイベスト5曲を選出してみました
一般的な人気からいうと「時代」「糸」「地上の星」「悪女」「空と君の間に」あたりが入ってくるのでしょうが、、
また、他の歌手の方々に提供し、その後自分でも歌われている曲にもかなりのヒット曲、名曲がありますのでそういう曲も含めてのマイベストでもあります。

次点は、本文中でも触れた「あした」と「時代」、「悪女」あたりでしょうか。研ナオコさんが歌っておられる「かもめはかもめ」もいいですね。
勇ましいゴージャスな音色の曲よりも、繊細で哀感が滲み出ている曲の方が私はやはり好みです。

この企画では、しばらくニューミュージック、シティポップ系のアーティストを中心に取り上げる予定ですよ♪

[ 2020/06/18 12:33 ] ●懐かしの曲♪ | TB(0) | CM(8)
プロフィール

MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
前身のブログを始めた2007年より12年、一貫して昭和のカルチャーやプロダクト、個人的な想い出などのテーマで書き続けています。
ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「小々石 曲允子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

旅先でのトイカメラなどによるフィルム写真の撮影、神社仏閣(パワースポット)巡り、ムー的なトピック、野球観戦、2時間サスペンスの再放送を見ることなども好き。

記事の無断転載を禁止します。
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